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2 段目:二人で掛け合いさせたい

クローディア(考え中)

掛け合いの幕開けですわ。あの子ひとりにしゃべらせておくのは、少々もったいないと思いませんこと?

アンソニー(素)

男の子のほうは、1 段目から黙って立ったままでございます。

クローディア(にっこり)

ですから今日は、あの子にも出番を差し上げますの。二人そろえば、おしゃべりは勝手に弾みますわよ。


叶えたいこと

クローディア(素)

この章で叶えるのは「暇なときに、二人でおしゃべりする」ですわ。足す辞書は、今回も 1 枚だけですのよ。

  • この章で足すファイル: ghost/master/dic/02-talk.pasta
  • この章で書き足すファイル: ghost/master/pasta.toml([ghost] のセクション)
  • 叶うこと: 起動してしばらく待つと、女の子と男の子が順にしゃべる

新しく覚える表現

暇なときに呼ばれるシーン

クローディア(したり顔)

1 段目の *OnBoot は、起動のときに呼ばれるシーンでしたわね。今度の名前は *会話 ですの。これは、暇なときに pasta が呼ぶシーンの名前ですわ。

*会話
 女の子:ねえねえ、ひまだね。
 男の子:ひまだからって、ぼくをつつかないでよ。
  • *会話 — 暇なときに pasta が呼ぶシーンの名前である
  • pasta は、ゴーストが起動している間、時間をおいて何度も 会話 という名前のシーンを呼ぶ
  • こうしてゴーストが自分から話すことを、ランダムトークと呼ぶ
  • 呼ぶ間隔は pasta.toml で決める(この節の「おしゃべりの間隔を短くする」)

二人の台詞を並べる

クローディア(素)

シーンの中にアクション行を 2 つ並べれば、上の行から順に二人がしゃべりますの。男の子 も、準備の章の pasta.toml で決めたアクターの名前ですわ。

  • アクション行を並べると、上の行から順にしゃべる。この辞書では、女の子、男の子の順である
  • 男の子 — pasta.toml の [actor."男の子"] で決めたアクターの名前である
  • 女の子の台詞は女の子の吹き出しに、男の子の台詞は男の子の吹き出しに出る
アンソニー(素)

お嬢様、名前の長さがちがうアクターを並べると、: の位置がそろわず読みにくいのでは。

クローディア(考え中)

そのときは、短い名前と : の間に全角空白を足してそろえればよろしいの。: の前後の空白は無視されますから、動きは変わりませんわ。

  • : の前後の空白は無視される
  • 名前の長さがちがうときは、短い名前と : の間に全角空白を足して : の位置をそろえると読みやすい
  • この辞書の 女の子 と 男の子 は同じ長さなので、空白を足さなくても : の位置がそろっている

おしゃべりの間隔を短くする

クローディア(不安)

ただ、ひとつ心配がありますの。何も設定しないままだと、次のおしゃべりまで 3 分から 5 分も待たされますのよ。

アンソニー(素)

確かめるたびに 5 分でございますか。お茶が冷めてしまいます。

クローディア(にっこり)

ですから、pasta.toml に間隔を書き足して、短くしておきますわ。

ghost/master/pasta.toml を開き、末尾に次の内容を書き足して UTF-8 で保存する。

[ghost]
talk_interval_min = 45
talk_interval_max = 75
  • [ghost] — ゴーストの動作を決めるセクションである
  • talk_interval_min — ランダムトークの最小間隔(秒)。書かないときの既定値は 180 である
  • talk_interval_max — ランダムトークの最大間隔(秒)。書かないときの既定値は 300 である
  • 次に話すまでの秒数は、この 2 つの値の間から毎回ランダムに決まる
  • 既定値のままだと、次のおしゃべりまで 180〜300 秒(3〜5 分)待つ
  • 上の値にすると、45〜75 秒に 1 回話す。配布版の hello-pasta と同じ値である
  • 書き足したあとの pasta.toml には、[actor."女の子"]・[actor."男の子"]・[ghost] の 3 つのセクションが並ぶ
  • 準備の章で書いた [actor] の行は変えない

辞書ファイルを足す

ghost/master/dic/02-talk.pasta を作り、次の内容を UTF-8 で保存する。

# 2 段目:二人で掛け合いさせたい
# *会話 は、暇なときに pasta が呼ぶシーンの名前。
# アクション行を並べると、上の行から順に 2 人がしゃべる。
# 「:」の前後の空白は無視される。名前の長さがちがうときは、短い名前と「:」の間に全角空白を足して「:」の位置をそろえると読みやすい。

*会話
 女の子:ねえねえ、ひまだね。
 男の子:ひまだからって、ぼくをつつかないでよ。
  • 1 段目の 01-boot.pasta は書き換えない。新しいファイルを dic/ に足すだけで、この段になる
  • 足したあとの dic/ には、01-boot.pasta と 02-talk.pasta の 2 つが並ぶ
  • このファイルも、この先の段で書き換えない

起動して確かめる

クローディア(素)

支度は整いましたわ。起動し直したら、少しだけお待ちなさいまし。あの子たちのほうから話し始めますわよ。

  1. SSP を終了し、もう一度起動する。
  2. 自分のゴーストが出ていなければ、メニューから切り替える。
  3. 起動してから 45〜75 秒ほど、そのまま待つ。
  • 成功の目印: 女の子の吹き出しに「ねえねえ、ひまだね。」と出て、続いて男の子の吹き出しに「ひまだからって、ぼくをつつかないでよ。」と出る

女の子「ねえねえ、ひまだね。」、男の子「ひまだからって、ぼくをつつかないでよ。」と吹き出しに出ている画面

  • そのまま待つと、45〜75 秒ごとに同じ掛け合いを繰り返す
  • pasta.toml に [ghost] を書き足していないときは、待つ時間が 180〜300 秒になる

もっと詳しく


クローディア(目閉じ)

言葉を返してくれる相手がいるというのは、よいものですわね。

アンソニー(素)

お嬢様のお話にも、私が毎日お返事しておりますが。

クローディア(不機嫌)

フンッ、あなたのは返事ではなく茶々と申しますのよ。次は、あの子たちに表情をつけて差し上げますわ。