13 段目:配布したい
旅立ちの荷造りをいたしますわ。12 段かけて育てたあの子を、いよいよ世に送り出しますのよ。
お嬢様、今日はどの辞書を書き足すのでございましょう。
何も足しませんわ。育て終えたものを、ひとつに包むだけですの。
叶えたいこと
この章で叶えるのは「ゴーストを配れる形にする」ですわ。あなたのゴーストを、.nar というファイルにまとめますのよ。
- この章で足すファイル: 無い
- この章で作るもの: 自分のゴーストの
.narファイル - 叶うこと: 自分のゴーストを、配布できる形にする
新しく覚える表現
準備の章で、hello-pasta.nar を SSP にドロップして、見本をお招きしましたわね。今度は、あなたのゴーストで同じ形のファイルを作る番ですの。作ってくれるのは、SSP の NAR 作成機能ですわ。
.nar— ゴーストの一式を収めた、配布用のファイルである- 準備の章 で SSP にドロップした
hello-pasta.narと同じ形のファイルを、自分のゴーストから作る .narは、SSP の NAR 作成機能で作る- NAR 作成機能は、6 段目 で有効にした開発者用機能を使う
- 本体設定の「フォルダをドロップした際に更新ファイルやNARを作成」を ON にして、ゴーストのフォルダをドロップする
お嬢様、この段では、新しい書き方は覚えないのでございますか。
ええ、覚えるのは手順だけですの。.nar に入る中身は、12 段目を終えたときのゴーストそのままですわ。
- この段で新しく覚える辞書の書き方は無い
.narに入る中身は、12 段目を終えたときのゴーストと同じである
辞書ファイルを足す
この段で足す辞書ファイルはありませんわ。12 段かけて書いた 12 枚が、あなたの辞書のすべてですのよ。
- この段で足す辞書ファイルは無い
ghost/master/dic/には、1〜12 段目で足した 12 個の辞書ファイル(01-boot.pasta〜12-lua.pasta)がそのまま並ぶ- 1〜12 段目のファイルは書き換えない
起動して確かめる
手順は 3 つですわ。ひとつ目は 6 段目で済ませていますから、手を動かすのは残りの 2 つですの。
- 本体設定の「一般」で、開発者用機能を有効にする(6 段目 で済ませている)。
- 本体設定の「開発/その他」で、「フォルダをドロップした際に更新ファイルやNARを作成」を ON にする。
- 自分のゴーストのフォルダを、SSP にドロップする。
- 成功の目印: 自分のゴーストの
.narファイルができる - 本体設定は、ゴーストを右クリックし、メニューの「設定」から開く
- 「開発/その他」は、開発者用機能を有効にしていないと表示されない
- ドロップするのは、
install.txtのあるフォルダ(例の名前ならmy-ghost)である。SSP をインストールしたフォルダの中のghost/の下にある - ドロップする先は、画面に出ているゴーストである
- ドロップしたときに動作を選ぶ表示が出たら、NAR の作成を選ぶ
.narができる場所は、「開発/その他」の「NAR作成位置」で決まる(毎回指定・フォルダと同じ・指定したフォルダ)- 手順の正本は、UKADOC の SSP ヘルプである(この章の「もっと詳しく」)
ひとつだけ、送り出す前に確かめてほしいことがありますの。pasta.dll の隣に、ライセンスの文書は並んでいまして?
- ドロップの前に、
ghost/master/にpasta.dllとTHIRD_PARTY_LICENSES.txtが並んでいることを確かめる THIRD_PARTY_LICENSES.txtは、pasta.dllが含むソフトウェアのライセンス表示である。ゴーストを配布するときは、pasta.dllと一緒に配る
もっと詳しく
13 段の旅路、最後までよくお付き合いくださいましたわ。ここから先は、あなた自身の言葉で、あの子を育てておあげなさいまし。
お嬢様が、読者の方に頭を下げておいでです。
……れ、礼儀ですわ、礼儀。迷ったときは、いつでもこのマニュアルをお開きなさいまし。わたくしはここにおりますわよ。